【30代独女マンション購入】物件選びのコツ5選 

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コンサルティング企業勤務の30代女性です。極度の面倒くさがりですが、好奇心は旺盛で、20代で大学院留学と転職を、30代で新築マンション購入・卵子凍結などを経験してきました。

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独身女性の物件選びのコツ6選

最近、友人知人など、周りでも独身でマンションを買う人が増えているなと感じます。

実際、国土交通省の「令和4年度住宅市場動向調査」によると、
新築マンションの場合は1割前後、中古マンションの場合は2割前後の人が1人で居住しています。
つまり、マンション購入者の10人に1~2人が独身・一人暮らしだということになります。

私は30代前半で独身で新築マンションを購入しましたが、
独身で物件を選ぶときに、必ず押さえておくべきポイントがあります。

それは、下記の5つです。

  1. 資産価値を考えて選ぶ
  2. セキュリティーがしっかりしたマンションを選ぶ
  3. 無理のないローンで購入できる物件を選ぶ
  4. マンションの周辺環境を現地で確認する
  5. 広さは50平米以上(少なくとも40平米以上)を選ぶ

ひとつづつ解説していきます。

1.資産価値を考えて選ぶ

「私はずっと住むから資産価値なんて関係ない」なんて思わないでくださいね。

もしかしたら、結婚や出産、または転勤などで家を手放す可能性もありますし、
ネガティブなリスクでいえば、お給料が減ったり、働けなくなったりなどの理由で、
マンションを手放す可能性もなくありません。

その時に、すぐ買い手が見つかって、納得いく金額で売れるのか、ということは非常に重要です。

なぜなら、ただでさえ、結婚の準備などで忙しかったり、お金がかかったりするときに、
家の売却まで手間になったり、金銭的な負担になることは本当に避けなければなりません。

マンションの資産価値は、ともかく「立地」だといいます。
立地というのは、駅の規模感や駅からの距離や周辺環境などをさしますが、
何も新宿や東京駅などのターミナル駅付近でなければいけないということではありません。

重要なのは、数年後に、
中古になった自分のマンションを、買いたいと思う人がどれだけいるかということなのです。

例えば、私の買ったマンションは立地としては、住宅街です。
大きなターミナル駅でもありません。
2LDKを選んだのは、DINKSや小さい子供がいる家庭のほうが、
この土地を選ぶだろうと思ったからです。
そして、東京の共働き夫婦の世帯年収は約700万ということで、
年収700万で住宅ローンが組める金額感で納めることが、
のちのちの売却のときに、買い手が見つかるだろうと考えました。

つまり、立地と「ここに住みたいと思うだろう」層がどれだけいるかという需要の関係を、
購入するときにぜひ勘案していただきたいです。

実際、私のマンションが建って1年ほどのころに、
下の階の1LDKの部屋が賃貸に出されましたが、価格は相場通りのわりに、
数か月も借り手が見つかりませんでした。

「投資用じゃなくて自分が住むんだから、資産性なんて」と絶対に思わないでくださいね。

2.セキュリティーがしっかりしたマンションを選ぶ

当然といえば当然ですが、一人暮らしで、かつ家を空けることも多いのでしたら、
セキュリティはとっても重要です。

・オートロック
・防犯カメラ
・警報装置
・強化窓ガラス
・ピッキングしにくい鍵

などは新築マンションでは当然のようになっていますが、
中古のマンションの場合はまちまちですので、ご自身で購入前にチェックしてください。

3.無理のないローンで購入できる物件を選ぶ

おひとり様のマンション購入の際は、資金計画を慎重に、無理のない範囲で行ってください。
理由は2つです。
まず、賃貸の場合は収入が下がった際に転居できますが、マンション購入の場合は収入が下がったからと言ってすぐに転居できるとも限りません。
2つめは、共働きご夫婦などと違い、返済する担い手は自分だけなので、
返済を一時的でも誰かに頼るようなこともできません。

不動産会社が、予算より高い金額の部屋をすすめてきても、ぜひ冷静に考えてください。
(そもそも、予算を大きく超える部屋をすすめてくる不動産はやめたほうがいいです)

口車に乗せられて、銀行へ住宅ローンの審査を出すと、
思っていた金額よりも多く融資してくれることもあります。
でも、銀行の言う「住宅ローン融資可能額」とあなたの「返済可能額」は異なります。

ボーナス払いなしで、手取りの25%で返せる範囲が一般的に安全と言われています。
ぜひ、「見栄を張ったり」「営業に押し切られて」などで、
予算を超えることのないようにしてくださいね。

4.マンションの周辺環境を現地で確認する

新築マンションの場合は、多くの場合、物件の設立前に契約を行うため、
物件予定地ではなく、モデルルームで商談を行います。

現地に行かなくとも契約はできますが、ぜったいに、現地を見に行ってください。
出来れば、日中帯と夜間帯もです。
家の前の通行量によって、車の音が気になったり、
夜の街灯が少なくて一人歩きは心配だということも見えてきます。

私の場合は、見に行って、逆に不安が払しょくされました。
家の前に小さい工場があると聞いて音などを不安に起こっていましたが、
日中も音の出ない作業をされているようで、まったく気になりませんでした。

のちのち後悔しないためにも、不安を払しょくするためにも、
ぜひ物件周りを事前に視察するようにしてください。

5.広さは50平米以上(少なくとも40平米以上)を選ぶ

将来的にパートナーと住むなど、
ライフスタイルの変化を視野に入れるなら2LDKがお勧めです。

2LDKは売却する際も、スムーズに買い手が見つかる可能性があります。
単身者だけでなく、DINKS世帯や子供が独立したシニア夫婦にも人気があるからです。

2LDKは、50平米~70平米ほどで、二人でも十分生活が可能です。

また、住宅ローン減税が使えることが金銭的なメリットとして大きいです。

2021年より前は、住宅ローン減税の対象は、床面積50平米以上の物件に限りでしたが、
2021年の改正により、床面積40平米以上で年間1000万円以下の所得の場合は、
ローン減税の対象となりました。

そのため、独身のかたでも、
最低でも40平米以上の物件を、
将来的な結婚などお考えの方は、50平米以上の物件を購入するのがおすすめです。

広さや間取りについては、こちらの記事もご参照下さい。

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