独身30代女 マンション購入体験記②資金計画の重要性

マンション購入
この記事を書いた人

コンサルティング企業勤務の30代女性です。極度の面倒くさがりですが、好奇心は旺盛で、20代で大学院留学と転職を、30代で新築マンション購入・卵子凍結などを経験してきました。

とも(ものぐさOL)をフォローする

独身でマンションを購入する場合の資金計画のポイント

マンションの購入を考え始め、
漠然と「マンション買おうかな」と思っている方、
まずは自分の資金の計画を立ててから、物件の情報収集に進むことをオススメします。

マンション購入の流れは、おおよそ下記の通りとなります。

①資金計画(頭金とローン返済のシミュレーション)
②物件の情報収集
③モデルルームや実際の物件の見学
④住宅ローンの審査
⑤購入申し込み(抽選がある場合は抽選も)
⑥売買契約
⑦住宅ローンの本審査と締結
⑧(新築の場合)内覧会と入居説明会
⑨引き渡し・入居

ということで、まずは①資金計画を行うわけですが、
マンションの購入にかかる費用というのは、物件の費用だけではありません。
そこで、資金計画の考え方についてご紹介します。

マンションの購入費用の考え方

マンションの物件価格に加えて、新築マンションの場合諸経費が3~5%かかります。
5000万円の物件の場合、約200万円が必要となります。
この諸経費には、登記の費用や、ローン融資の手数料、修繕積立管理費用などが含まれます。

それに加えて、忘れがちですが、引越と家具家電の購入がありますので、
新しく家具をそろえたい方はそれなりの金額を乗せたほうがいいです。
私の場合は、1Kから2LDKへの引っ越ししたため、家具家電はほぼすべて購入しました。
トータルで150万円位したと思います。。。

もちろんこのすべてを自己資金の現金一括で払うわけではなく、
住宅ローンという、銀行からの借り入れをすることになります。
基本的には、諸経費と引っ越し費用はローンで組まず、
物件費用のすべて・または一部を住宅ローンで組むというのが前提です。
(つまり諸経費と引っ越し費用は現金で用意しておかないといけません)

住宅ローンの考え方

物件の費用のうち、自分で即時支払う頭金を引いた額が、住宅ローンで借りる金額となります。

まずは、簡易的にシミュレーションをしてみてください。
各銀行がネット上で公開しているシミュレーションツールを利用するといいと思います。

SUUMO住宅ローンシミュレーション:リンク先はこちら

SUUMO以外でも、「住宅ローン返済シミュレーション」などと検索して、
頭金や毎月の返済額などの上限を決めるようなイメージをしていただくといいと思います。

借りたい金額を入れると月々の返済額が出てきます。
注意したいのは、この金額に管理費と修繕積立費が上乗せされるのが、毎月の家賃です。

独身女性が住宅ローンを借りる際のポイント

よく「毎月の家賃は手取りの3割に抑えるべき」という言葉を聞きますが、
あくまで私の意見ですが、おひとり様のマンション購入の場合はもう少し慎重になっていもいいかもしれません。
理由は2つです。
まず、賃貸の場合は収入が下がった際に転居できますが、マンション購入の場合は収入が下がったからと言ってすぐに転居できるとも限りません。
2つめは、共働きご夫婦などと違い、返済する担い手は自分だけなので、返済を一時的でも誰かに頼るようなこともできません。
そのため、私も月額の手取りの4分の1程度に設定しました。

最初の資金計画はあくまで現実的に慎重に行うことをお勧めします。
なぜなら、この後に実際の物件の見学や商談に行くようになると、
「このマンション、少し高いけど気に入ったから奮発しようかな」という誘惑や、
「貴方の収入なら、もっと高いローン組めますよ」という、
不動産屋さんからの甘い言葉をささやかれることもあり、
上振れすることはままあります。(私もほんの少しだけ上げてしまいました笑)
まずは、どうか背伸びをせずに、現実的な上限設定をされることをお勧めします。

そして次に②の物件の情報収集とつづきますが、それは後日に。
読んでくださり、ありがとうございます。

【関連記事】
30代独身女性 マンション購入体験記④
後悔しないマンション選びのコツとは

コメント

タイトルとURLをコピーしました