独女は新築マンションか、中古マンションか。
資金計画の次は、実際の物件の情報収集を行います。
これについては、新築マンションか中古マンションかで少しだけ進め方が違います。
私は当初、新築も中古も両方を検討しており、中古で4件、新築で3件ほど見学をしました。
両方を比較しながら進め方をご説明しますね。
まず、新築の場合ですが、多くの場合はマンションが建って入居可能となる日の1年~2年前から販売が開始されます。人気のマンションは早期に完売してしまうことも多いです。
もし、住みたいエリアなどがある程度絞られているようでしたら、「地名×新築マンション」などのキーワードでネット検索をして、販売開始前や初期段階に情報をつかむことができます。
ちなみに私は、散歩がてら目当ての駅の周辺のマンション建設予定地がないかを見に行ったりもしました。(暇人ですね…。)
販売開始されているマンションで気になるものがあれば、
マンションのHPや、SUUMO・HOMES等のサイトに掲載されている場合はそこから連絡をとり、
モデルルームを見に行って、その場で説明を受けるというスタイルになります。
新築の場合、価格がHPなどにあまりのっていないこともしばしばあります。
話を聞きに行ったら、「思ったよりもお手軽な部屋があった」とか、
逆に「3LDKしか残ってなくて、全然手が出なかった」などもあるので、
少しでも気になったらモデルルーム見学を申し込んでください。
情報収集はスピードも大事です。
次に中古マンションの場合です。
中古マンションはSUUMO・HOMES等の販売サイトのなかから、
気になる物件を不動産販売会社に問い合わせするというものです。
新築と異なり、すでに存在する物件ですので、
問い合わせ後は、物件見学のため最寄り駅や物件前で不動産会社の方と待ち合わせします。
居住者(オーナー)の方がまだいる場合は、
立会いの下、お部屋の見学をさせていただくことになります。
たまに、問い合わせをした物件以外に、不動産会社のほうから、
類似物件の情報を事前に提供してくださったところもあり、その場合は2件ほど続けて見学しました。
見学が終わったら、物件やローンに関する資料を渡され、その場で解散というケースが多かったです。
進め方はこのような違いとなりますが、結論から言いますと、私は新築購入を選びました。
その理由は下記です。
1.将来の転居時に築浅で販売したかった
2.室内の設備がよかった
3.中古の仲介手数料をもったいないと感じた
4.引越時期を急いではなかった
1.将来の転居時に築浅で販売したかった
今独身でも、もしかしたら将来的に結婚する可能性もあるかも…
もしくは、海外赴任や地方転居もあるかも…と思ったときに、
マンションの将来的なリセールの可能性を考えることは絶対に必要です!!!
そうしたときに、マンションができるだけ新しい築浅であるほど価値がさがらず、買い手も見つかりやすいというのは事実です。
私も中古を数軒見ましたが、築10年、20年、30年とで、全然マンションの造りが違います。
築20年超えると、内装はリフォームしても、外観や廊下など様々なポイントで「年季」を感じました。
そのため、自分が新築で購入後、たとえ10年住んでも、買い手が付きやすいという点で新築を選びました。
2.室内の設備がよかった
新築マンションの場合は、設備も最新のものがあります。
例えばディスポーザー。これは、キッチンで出た生ごみをそのまま排水口に入れて、粉砕して、処理してくれるというもの。これは本当に助かっています。生ごみを捨てに行くこともなくなり、排水口のぬめぬめを掃除することもほぼありません。
このような設備はここ数年で新築マンションに設置され始めているようで、中古マンションではなかなか見つけられないと思います。
3.中古の仲介手数料をもったいないと感じた
中古マンションの購入の際、物件にかかる費用のほかに、仲介してくれた不動産会社に対して仲介手数料を支払う必要があります。
手数料の上限は「物件価格×3.3%+6.6万円」と法律で決まっており、つまり5000万円の物件の場合、171万円が仲介手数料の上限となります。これってかなり大きな金額だと思います。
もちろん、新築マンションも物件以外の諸費用が掛かります。
ただ、SUUMOの記事を読むと、このような差があるようです。
新築マンションの諸費用の目安:物件価格の3%~5%程度
中古マンションの諸費用の目安:物件価格の6%~8%程度
出所(https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/ms_shinchiku/ms_money/mansion_initialcost/)
4.引越時期を急いではなかった
マンション購入決定から入居は約8か月後でしたが、それでもいいやと、
特段急いでいなかったことが決定打となりました。
では、逆に、中古マンションをお勧めする人はどのような人でしょうか。
私の意見ですが、
・今すぐに引っ越したい人
・住みたい街がかなり狭まって特定している人
だと思います。
もし、あなたが住みたい街が決まっているのであれば、中古マンションも検討してみて下さい。
新築マンションはどこにでも出来るわけではなく、再開発エリアや、
人気のエリアで、たまたま建物がつぶれて土地が開いたなどの理由がないとマンションは建ちません。
自分の住みたい街にそのようなマンション計画がないのであれば、
計画をいつまでも待つよりも、中古マンションを探すほうが現実的だと思います。
ぜひ検討してみてくださいね。
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