東京都助成金で卵子凍結した実体験②費用について

卵子凍結
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コンサルティング企業勤務の30代女性です。極度の面倒くさがりですが、好奇心は旺盛で、20代で大学院留学と転職を、30代で新築マンション購入・卵子凍結などを経験してきました。

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卵子凍結にかかる費用について

私は2024年春に卵子凍結をしまして、その経験をこちらのブログで紹介しています。

よく友人からも、「卵子凍結、実際いくらかかるの?」っていう金銭面の質問を受けます。
卵子凍結を迷っている方にとっても、
(たとえ助成金が出るとはいえ)支払う金額がどれほどなのか気になりますよね。

本日は、卵子凍結にかかった費用についてお話をさせていただきます。

あくまで、自分がお世話になったクリニックでの費用です。
他のクリニックでは異なると思いますので、参考にしていただけると幸いです。

東京都の助成金は、前回のブログでもお伝えしました通り、
初年度最大20万円、以降保存を続けた場合、毎年2万円×最大5年(10万円)の合計30万円が
助成として受けられます。※アンケートに答えるなどの諸条件を満たせた場合

では、助成金で費用をカバーできるか…という点ですが、
それはもちろんNOです。

具体的には、初年度だけで52万円かかりました。

内訳はざっくりと、下記です。
【初年度費用】※私の場合
①検査等費用     4万円
②排卵誘発剤注射費用 15万円
③手術費用      20万円
④凍結保存費用    13万円

それぞれの費用を説明します。

①検査等費用
病院・クリニックに行って受けた最初のカウンセリングや、
性病などの手術前検査、AMH検査といった血液検査にかかった費用です。
AMH検査というのは、卵巣の中に卵子がどれくらい残っているかを調べるための検査です。
血液検査でそんなことがわかってしまうんですね。。すごい技術です。。。

②排卵誘発剤注射費用
検査を経て、正式に卵子凍結を実施することになると、
手術予定日の10日ほど前から排卵誘発剤を毎日注射します。
この注射がとても高いのです笑
私の場合は、AMH検査で卵の数が少ないとわかっていたので、
薬剤の量が多かったのもあると思います。そうでなければ、もう少しお安いかと思います。

③手術費用
採卵手術の費用です。
私は局所麻酔でしたので、意識がある中で、採卵を行いました。
痛みがひどいなどで、静脈麻酔を希望する場合は追加で費用が掛かるようです。
※検査や手術の詳細は後日ブログでご説明しますね。

④凍結保存費用
この費用は、採卵した卵を凍結し、保存する費用です。
1年分の保存費用ですので、翌年延長する際には追加費用が掛かります。
私のクリニックでは、凍結費用は採卵できた卵の数で異なるようで、
保存容器1本につき卵3個まで入れることができ、1本33000円でした。
私の場合は卵11個であったため、33000円×4本=132000円となりましたが、
20個取れた場合は、33000円×7本=231000円となります。
結構大きな金額差だと思いますが、多くとれたほうが妊娠の可能性は高くなるので複雑です…笑

まとめますと、
初年度費用:52万(うち助成金20万)

これに加えて、毎年の保存料として
翌年度以降:5万円/年(うち助成金2万円/年)
という結果となります。

注射の量や、卵子の数などによって、
かかる費用は同じクリニックであっても個人差がということがわかりました。

少なくとも言えるのは、
どこでやっても助成金で全額が賄えるわけではありませんし、
自分の持ち出しがあることは大前提で、
本当に自分に必要なのかをしっかりじっくり考えてから決断していただきたいと思います。

その決断をするにあたって、卵子凍結のメリット以外にもリスクについても、
しっかり認識する必要があると思いますので、
私自身が調べたり体験したことや、
東京都やクリニックからの説明を受けた内容をこのブログで共有させてもらう予定です。

次回のブログでは、実際に受けた検査や卵子凍結の実体験について詳しく説明させていただきます。
ありがとうございました^^

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